補助金への取組(技術的信頼性の向上)

2005年頃であったであろうか群馬県産業支援機構の長谷川専務理事に「サポインに挑戦してみないか?」と声をかけられた。
経済産業省の委託事業であったため「とんでもございません… 私などとても… 」と笑ってごまかしたが…
次の日に「やります!」と言いに伺った。

2006年8月10日 特定ものづくり基盤技術の認定(関東経済産業局)を頂き、第1回サポインに挑戦したが、群馬県勢は6社とも全敗であった。
かなり大きすぎた挑戦であったことは否めなかった。

2007年7月10日 群馬県R&Dサポート(群馬県)に挑戦し見事採択いただいた。
みなさんは「税金を使う側になりました。」と言われ身を正す思いであった。
何のコネもなかった弊社が採択されたのも異例のことで、民間出身の産業技術センター長が推薦してくれたそうだ…
このころから群馬県も変わり始めたころだった…

2008年 重点地域研究開発(科学技術振興機構)、2009年 ものづくり中小企業製品開発(中央会)、2009年 ものづくり技術振興事業(群馬県産業支援機構)とつぎつぎに採択いただき、いよいよサポインにリベンジをするため、睡眠なしの3カ月が始まった…

2010年 第20回サポインに採択いただいた。
採択された後も大変な苦労であったが、関東経済産業局の担当者に支えられ何とか研究成果も達成することが出来た。
この経験は絶大で、技術型企業としてのポジションの確立や経営状況の改善にも役立っている。