プロダクトデザイナー・樹脂設計者が成形メーカーを選ぶなら

①売上規模

個人経営から上場企業まで、成形メーカーは無数あるがホームページなどから判断がつきにくい。売上規模で100億を超える企業ならデリバリーやクオリティは安心できるでしょう。ただし、設計者が求める技術能力があるかは判断が難しい。大手成形メーカーに相談すれば、自社で出来ない技法も外注展開している場合が多く頼りになる。

【ジュンコーポレイション】は大手成形メーカーに特殊技術(ガスインジェクションやヒート&クール)を提供しているのでデリバリーもクオリティも、さらに技術面でもご安心いただけると思います。課題は、仲介メーカーが存在すると我々の声が設計者に届きにくい場合があり、設計者と直接ニーズとシーズを出し合える環境で良い製品をつくりたいと考えています。

②系列

昨今のM&Aなどにより系列のある企業の場合、競合かもしれないしノウハウの流出など慎重に選ばなければならない。取引先や株主などを確認する必要があるだろう。

【ジュンコーポレイション】はどこにも属さない独立した企業です。自動車・家電・医療・住宅設備などあらゆる分野から受注しています。会社概要で取引先(上場企業)を公開しています。また、セキュリティアクションを宣言しており、秘密保持には注意を払っています。

③取引先

取引先は企業の実力を示していると考えていい。中堅(数十億円規模)の企業が取引先の場合は金型を支給され簡単な成形を行っている場合が多く、成形の実力や管理面では少々不安である。直接メーカーと取引している場合にはそれなりの技術力や信用力が無ければ取引できない。当然ISO9001や環境、セキュリティーなど安心できると考えられる。

【ジュンコーポレイション】の取引先は上場企業又はティア1企業と決めていて、金型製作から請け負うことを希望しています。ISO9001やEA21などの他に、自動車メーカーや家電メーカーの監査を受けておりますので、心配ご無用に存じます。

④一貫生産

原料の選定から組立・印刷・塗装など全てを任せられるか(相談できるか)、また金型製作は出来るのかなども重要になると思います。中小企業の多くは成形のみというのが多いです。また、対応可能であっても信頼に値するのか不安になるかもしれません。

【ジュンコーポレイション】では用途に応じた原料の選定が可能ですし、原料メーカーに相談し適切な原料を手配します。RoHS、PRTR法など有害物質に関しても環境経営レポートを公開しています。また、塗装・印刷・メッキなど加飾なども優れた協力メーカーを保持し、金型製作もトップクラスの金型メーカーを協力メーカーとしています。

⑤技術レベル

どの企業も特徴を聞くと「技術です。」と必ず言う。が、その技術の水準を測る「ものさし」が存在しない。経済産業省などの補助金(技術系)、メディア記載、口コミなどからしか判断できないのが残念だし、情報集めには労力を要する。

【ジュンコーポレイション】は経済産業省のサポイン(委託)を受けたり、メディア記載などで周知を試みてきた。昨今では自動車メーカーなどとの共同開発を行っている。秘密保持契約があるため社名は明記できないが、最大手の自動車メーカーとは2008年から開発案件で協力している。

⑥品質管理レベル

品質に関してはISO9001などの取得があるかで判断できますが、製品を保証するための測定機器を備えているかは確認が必要です。大手成形メーカーならその点安心です。小規模なメーカーではノギス程度しかない場合も多いので、さあ量産開始の時にがっかりしないよう確認しておきましょう。

【ジュンコーポレイション】では机上の検査を重要視しているため、ノギス・マイクロ・デプス・Rゲージ・ピンゲージなどはすべて揃えてあり、3D測定機(キーエンス)などもありますが、強度試験・振動試験・耐薬品試験・X線など必要ならば外部の試験場を使うことになります。

⑦生産管理レベル

納期遵守など生産管理に関しては見えないかもしれない。このような分かりづらいものは取引先企業で判断してもいいかもしれない。この上場企業と取引できているのだから大丈夫だ。

【ジュンコーポレイション】では基本的にはジャストインタイムを目指した生産体制をしていますが、自動車の出荷台数に係るような部品については1カ月在庫を持つなど、用途に応じて絶対に迷惑かけないような対応を考えいます。

⑧情報セキュリティー

図面など秘密情報の管理など、どの程度の認識を持っているか判断はかなり難しい。やはり現行の取引先から判断するしかないか。自ら監査するなど必要かもしれない。

【ジュンコーポレイション】では図面の管理はネットワーク外の独立したHDに保管しています。インターネット環境はセキュリティー会社を外部委託して対応しています。セキュリティーアクションには一応登録しています。多くの大手メーカーとの開発実績からセキュリティーの強化は重要として対応しています。特許庁の支援のもと秘密情報の構築など進めています。

⑨与信

金型を預ける側としては重要です。万が一の場合、生産できなくなりますので、帝国データバンクや東京商工リサーチなどから入手して確認した方が良いでしょう。

【ジュンコーポレイション】は帝国データバンクや東京商工リサーチに毎年決算報告をしています。取引開始する際には決算書など開示いたします。無借金経営で自己資本比率70%以上を維持していますのでご安心ください。

⑩5S

5Sは製造業にとって重要であり、抜き打ちの工場見学必須と思います。

【ジュンコーポレイション】では自動車産業や医療機器・家電メーカーなどあらゆる業種の取引企業から定期的に監査を受けて数十年お叱りを受けておりますので比較的安心できると思います。

⑪社員のモラル

態度の悪い成形メーカーが実に多いです。ストレスを感じる仕入先ほど重荷になるものはないです。工場見学して直感で感じるものも大切です。

【ジュンコーポレイション】では居心地のいい社風を目指して自立化した社員の育成に力を入れています。企業理念の1番に「嘘をつかない正直な会社」と記し、あいさつや態度を人事考課の評価基準にしています。学歴は低くともマナー・モラルはあると信じています。

⑫設計の基礎

樹脂設計者が学ぶ参考書には書かれていない技法が存在します。徹底的に基礎を学ぶ優秀な人ほど特殊技術にたどり着けない。展示会に行き、メディアからの情報収集するなどゆとりを持たなければ到達できない。展示会に行くのは営業・資材系の人、新聞・雑誌を読むのは経営層だとすると、【ジュンコーポレイション】はどこへ行けば困っている設計者・デザイナーに会えるのだろうか…


〇平均肉厚は重要で肉抜きなどデザイン上考慮しなければならいのは一般の射出成形の場合でガスインジェクションでは偏肉設計OKです。デザイナーのやりたいことを実現するのが【ジュンコーポレイション】の使命です。
〇リブの肉厚は天肉の1/2がベストなのは一般の射出成形の場合でガスインジェクションでは気にしなくてOKです。
〇ソリを極力抑えたい製品ならガスインジェクションがBESTです。
〇ウエルド・ガラス浮きがNGの外観でもヒートアンドクールならウエルド出ません。

⑬コスト高?

射出成形における特殊技法はコスト高と思っていませんか?
ガスインジェクションなら、複数の部品を一体化したり、成形機サイズをダウンサイジングしたりして最終コストを低減できる場合があります。
ヒートアンドクールなら、塗装レスにすることで最終コストを大幅に低減することも可能です。

いくつかの事例を【コストダウンレシピ】として公開しています。